
3.4.4.12.1 サブネットワーク・コネクション管理の起動局
急速化サブネットワーク・コネクションの確立あるいは維持を実行するために、起動側LMEは、XID_CMD内に確立あるいは保持される必要があるサブネットワーク・コネクションごとの急速化サブネットワーク・コネクション・パラメータを含ませるものとする。急速化リンク確立及び維持に関する手順は、3.4.4.4項、3.4.4.6項及び3.4.4.8項での概説と同様であるものとする。
3.4.4.12.2一般的な応答側動作
応答側LMEが、一つ以上の急速化サブネットワーク・コネクション・パラメータを含むXID_CMDを受信した場合、表3−36に示されたパラメータを含むXID_RSPを送信することによってサブネットワーク・コネクションの確立あるいは保持を確認するものとする。応答側LMEは、4.6.3項で示されるように指定されたサブネットワーク・コネクションの確立あるいは維持を試みるものとする。応答側LMEは、XID_RSPの中に呼確認(Call Confirmation)あるいは復旧要求(Clear Request)応答(すなわち、急速化サブネットワーク・コネクション・パラメータ)とデフォルト値を使用しない場合のオプショナル・パラメータを含ませるものとする。地上LMEは、そのXID_RSPに自動同調パラメータが含まれる場合に、その急速化サブネットワーク・コネクション・パラメータを処理しないものとする。
3.4.4.12.3例外的事例
応答側LMEが、急速化サブネットワーク・コネクションの確立あるいは保持はサポートできないがリンク確立あるいはハンドオフはサポートできる場合、コネクション管理の”v”ビットを0に設定したXID−RSPで応答するものとし、そのXlD_RSPに急速化サブネットワーク・コネクション・パラメータを含ませないものとする。
T3minが超過した場合、応答側LMEは、XID_RSPの中にその時点までに受信したすべての応答(すなわち、呼確認あるいは復旧確認)を含ませるものとする。それぞれのDTEがら遅れてきた応答は、INFOフレームで起動側LMEに送信されるものとする。
注:すべてのXID_CMD再送信は、応答側LMEに同一のXID_RSPを応答させ、それ以上の処理はさせないであろう。地上DTEから遅れてきたサブネットワーク・コネクション応答は、再送信されるXID_RSPには含まれないであろう。
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